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ゆっくり過ごす事、休む事も必要

夜勤明けの今日は、疲れて夕方まで寝転んでいました。「なんにもできない」と思うくらい、体が動かなかったのです。それでも、車で近所のスーパーへ買い物に行き、屋上で缶ジュースを飲んでから帰ってきました。大きな用事を片づけたわけではありません。でも、その時間に「なんか生きてるな」と思えました。何もできなかったように感じる日を、無理に前向きに言い換えなくてもいい。今日あったことを、今日の自分の尺度で見直すヒントを考えます。

目次

「何もできなかった」は、疲れの中で出てくる言葉

疲れていると、できたことより、できなかったことが目につくことがあります。予定していた家事や用事に手をつけられないと、「今日は何もできなかった」と一日全体をまとめてしまいがちです。

けれど、その言葉は評価であって、起きたことの一覧とは少し違います。私の場合、夜勤明けに夕方まで寝転んでいたのは事実です。同時に、買い物に出かけ、屋上でひと息ついて帰ってきたことも事実でした。どちらか一方を消さずに並べると、今日の輪郭が少し変わります。

「何もできなかった」と感じたときは、すぐに否定したり、気合いで動こうとしたりせず、「そう感じるくらい疲れているのかもしれない」と置いてみるのもひとつです。感じ方を責めず、まずはその日の状態をそのまま受け止めます。

休むことと、動くことを競わせない

夕方まで横になっていた時間は、外から見ると何も進んでいない時間に見えるかもしれません。でも、疲れた日に休むことを、失敗や怠けと決めつける必要はありません。休息を取ったあとに何かできるかどうかで、その休息の価値が決まるわけでもありません。

一方で、休んだのだから何かしなくてはいけない、という決まりもありません。私の場合はスーパーへ行きましたが、同じ状況の人が外出するのが正解ということではありません。今日は休むだけにする、必要なものだけ買う、誰かに頼むなど、選択肢はその日の体調や事情で変わります。

「休んだのに動けなかった」「動けたから大丈夫」と、ひとつの行動から自分全体を判定しないこと。休むことも、動くことも、その日の自分が選んだ過ごし方として並べておけます。

小さな行動は、成果ではなく手触りで見る

スーパーで買い物をして、屋上で缶ジュースを飲んで帰る。誰かに見せるような成果ではありません。それでも、その時間に「なんか生きてるな」と感じたことは、私にとって確かな出来事でした。

小さな行動を振り返るとき、「どれだけ役に立ったか」「何を達成したか」だけで測らなくてもよさそうです。外の空気に触れた、飲み物を味わった、少し景色を眺めた。そうしたことを、できたことの数に加えるより、「そのとき何を感じたか」と一緒に思い出してみます。

もちろん、何かをしたから必ず気分が晴れるわけではありません。私の今日の過ごし方を、誰にでも効く方法として勧めたいのではありません。小さな出来事に意味を見つけられない日もあります。それでも、できたことを大きな成果に仕立てず、起きたこととして置いておくことはできます。

次の一歩は、いちばん小さい形から選ぶ

「明日はもっと頑張ろう」と決めると、疲れが残っているときには、その約束自体が重くなることがあります。次の一歩を考えるなら、達成目標よりも選びやすい候補を用意しておくと、気持ちに余白が生まれます。

たとえば、起きたら水分を取る、必要な買い物だけ済ませる、連絡を一本だけ返す、今日は予定を入れずに休む。どれも仮の例です。実際に選ぶときは、体調や安全、外せない用事を優先してください。車の運転を含め、疲れが強く安全に不安がある場合は、無理に出かけない選択もあります。

候補を決めておいても、その通りにできなければ失格、ということではありません。「今の自分にできそうなのはどれだろう」と、その時点で選び直せば十分です。何かをすることだけでなく、予定を減らすことや人に頼ることも、一日を過ごすための具体的な手段です。

できたことを、静かに一つだけ残す

夜勤明けの今日は、夕方まで寝転んでいました。そして、近所のスーパーへ行き、屋上で缶ジュースを飲んで帰りました。これを「充実した一日」と言い換える必要はありません。「何もできなかった」という気持ちと、「あの時間に生きている感じがした」という事実は、同じ日にあっていいのだと思います。

似たような日には、夜に一行だけ、「今日は何をしたか」「どんな瞬間があったか」を書き留めてみる方法もあります。書けなければ、頭の中でひとつ思い出すだけでもかまいません。振り返りを宿題にせず、負担にならない形を選びます。

一歩は、いつも前へ進む動きとは限りません。今日は横になって過ごす、買い物だけする、屋上でひと息つく。自分にとって無理のない過ごし方を選ぶことも、その日の一歩になりえます。

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